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2021年3月27日てんの子 1

 桜もここ数日の雨で散り、肌寒さが一面に広がる暗闇の中 一匹の猫の声が聞こえました。

 21年前の4月11日。その声の主が首に付けているであろう鈴の音を聞いた気がしたんです。

 

 か細くはないけど、それでも何かを捜しているその音が私を動かし、そしてその当時住んでいたハイツ(ペット不可w)の戸を開けました。 

 黒い塊が一直線に、そのまま直接リビングまで飛込んで来て そして部屋の隅でかたかたと動いています。 

 当時いた可耶とマオフウとろりすはその黒い塊に驚いて、キッチンの方に逃げ込みました。

KIMG0095

 それがてんてんとの初めての出会いでした。

 

 見覚えがあるその黒い成猫は、確か隣に住んでいた若い夫婦が飼っていた猫だったと思います。

その若い夫婦は先日、引っ越しをしてしまってきっとこの黒い猫をこの地に置いていったんだと想像出来ました。

【犬は人に付く、猫は地に着く】と昔の人はよく言っていましたが、この平成・令和の時代にはそれに対するエビデンスはありません。

猫を何匹も飼って来た私にすれば、それは都市伝説であると言いたいです。

 

 どちらにしても、私はこの突然の訪問者にどうすれば良いのかわかりませんでした。

外は初春の冷たい雨が降っているし、店長もまだ仕事中で相談も出来ず…とりあえず、冷たくなった身体を温めてあげる為に部屋の温度を上げ お風呂に入れる事にしました。

 

 お風呂に入れる時に、もしかしたら咬まれるんかな?とか思ったのですが、この黒猫はとても穏やかな猫で シャワーで流しても、シャンプーをしてもじーっとしてくれました。

 そのシャンプーをし終り、ドライヤーをした後に店長が帰って来て それから獣医さんに連れて行きました。

 

 いつも思うのですが、うちは拾ってから獣医さんに連れて行くので 名前を決めずに受付けの窓口に行きます。

 

「お名前はなんですか?」

 

いつも慌てふためいた状態で名前を絞り出しているのですが、何故かいつもスッと降って来ます(笑)

いろんなところ、いろんな人をてんてんとしているだろうと想像出来ました。なので…

 

「てんてんです。」

 

と、受付けの女性にお伝えをしました。

 

KIMG4791

 

➡次回につづく

 

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