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2020年2月20日愛犬の死

 …と、言っても私には久かた「愛犬」というものが存在しません。

 

一番近いもので言っても、実家で初めて強請ったドーベルマンのブラッキーが私の中では鮮明に残っている愛犬です。

 

 3月の8日。よく晴れた日曜日。彼は6歳という若さでこの世を去りました。

 

当時は不治の病とされていた「フィラリア症」。

蚊を媒体にした寄生虫が犬の心臓に寄生して その後肺動脈・血管やあるいはリンパ管・リンパ節などに大量に繁殖して最後は死に至るとても怖い症状でした。

 

 それも、2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智(おおむらさとし)氏によって創製された「イベルメクチン」によって、フィラリア症で亡くなる犬は格段に少なくなったと言われ、今の犬たちの平均寿命を長く変化したと言われています。

 

 平均寿命が長くなるにつれて、色々な「長寿ペット」の弊害も生まれて来たように思います。

 

口腔内トラブルや痴ほう症。寝たきりになる大型犬のケア。

 

様々な観点から、「長寿」に対しての意識も高まって来ました。

 

「昔の犬は18歳までホームセンターで売られている餌で元気に生きていた。」

「残飯で長生きしていたよ。」と聞く事もあります。

 

 昔の犬たちは、ある意味幸せだったのかも知れないな…と思います。

 

家の外で繋がれて、残飯を食べながら 陽の光を十分に浴びて、寒さや暑さに耐えしのぐ力を子供の頃から養って来たのかも知れません。

 弱い個体は、早々に淘汰され、自然界と密接した環境に過ごす事によって、生きた虫や爬虫類などを食べて栄養を自然界からもらっていたのかも知れないなぁっと今になって思います。

 

 その頃から考えて今の犬たちは、とてもひ弱になってきたと思います。

 

 自然界から遠く離れ、家の中で過ごす犬たちは、菌から晒される事なく 人間と同じ空間で生きる事によって菌への抵抗力がだんだんと落ちて来た気がします。

 

だからと言って、今日から抵抗力を養う為に、室内から外に放り出して 自然界から力を貰う!なんていう考え方は違います。

 子供の頃から…小さい時から…少しずつ馴染むようにオーナー様のお力添えも必要になってきますし、これだけひ弱になった犬の遺伝子では無理があります。

 全てにおいてバランスが必要だと私は思います。そして、「犬」そのものに対する行動学、生態学、生物学や「犬になった気持ちで想像する」事が必要だと思います。

 

 30年程前にこの世を去ったブラッキー。

私は、この子を亡くした事によってより犬の事を勉強して来ました。そして、今でもその勉強は続いています。

 

 今後の犬や猫たちの長寿への手助けになれたらな!と思います。

 

 

 

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